未完の大器 藤浪晋太郎の3季ぶりの日本球界復帰はあるか 注目集める「球団名」「補強ポイント」

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 日本ハムでは今季、抑えの田中正義が不安定な時期もあり、終盤の投手運用に苦しんだ。160キロ超の速球と高速スプリットのコンビネーションを操る右腕の存在は魅力的に映るが、肝心の新庄監督の去就が不透明とあって、獲得においてはその点も鍵を握りそうだ。

 今シーズン通して苦しんだ藤浪も9月はマイナーで3試合連続パーフェクトに抑えるなど、終盤に状態を上げてきた。潜在能力の高さは誰もが認めており、いかに安定して出力を調整できるか、制球力を身に着けられるかが課題となっている。   

 阪神時代には先発、救援もこなし、何より唯一無二ともいえる160キロ超の速球は最大の武器ともなる。来季で31歳シーズンを迎え、これからが投手としても円熟味が増す時期ともいえる。

 海を渡って2シーズンが経過した。果たして剛腕は来季、日米どこのユニホームを身にまとっているのか。今後も注目を浴びる存在となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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