阿部巨人、両立貫いた「勝利と育成」 来季の浅野翔吾に求められる「最低ノルマ」

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 一方、ドラフト1位で浅野の抽選に外れた阪神は、「外れ1位」で中央大の森下翔太を指名。その森下が昨シーズン、94試合に出場し、打率.237ながら10本塁打、41打点の活躍を見せ、2年目の今季もバリバリのレギュラーで躍動していたことから、G党の間で「浅野は大丈夫なのか」という声が挙がっていたことも事実です。

 そんな中、夏場以降、阿部監督は浅野がミスをしても使い続けました。優勝争いが展開されるしびれる時期に勝利へと貢献したことは、今後に向けて大きな財産となったことは、言うまでもありません。

「9月下旬の最もプレッシャーがかかる戦いで、円陣での声出し役に指名された浅野が『僕は優勝したくてしたくて、神社に行って一人一人お守り買ってきたので』などと盛り上げ、チームが優勝へ一丸となったことも特筆に値すると思います。高卒3年目の来季はレギュラーに定着し、『打率.280、10本塁打』をマークしてくれたら、阿部巨人の黄金期到来も近くなることでしょう」

 浅野の輝かしい未来に、巨人ファンの期待は高まる一方です。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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