お化けフォークは「見破られた」 千賀滉大のドジャース戦の“乱調”にNY紙がシビア評「先発マウンドは大惨事だった」
4つの死球で乱れ、本領も発揮できなかった千賀には、地元メディアでもシビアな意見が集まった。ニューヨークの日刊紙『New York Post』は「コウダイ・センガの2度目のリハビリ登板と言うべき先発マウンドは大惨事だった」とキッパリ。その内容を「センガは3イニングの消化が期待されたが、4つのアウトを取るので精いっぱいだった」と糾弾した。
さらに4シームの平均球速93.5マイル(約150.4キロ)だった内容をふまえた同紙は、「ドジャース打線は彼のトレードマークである『ゴーストフォーク』を追いかけずに見破った」と断言。「後手に回った結果、センガはゾーンの外に行ってしまう効果のないカッターをほとんど投げる羽目になった」と嘆いた。
試合後にメンドーサ監督は次戦の登板について「今後数日間の彼の反応を見守る必要がある」と説明するにとどめた。果たして千賀にリベンジの機会は回ってくるか。いずれにしてもメッツの奮起が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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