大谷翔平に50号ボールは戻らず…ド軍の“交渉”が破談した記念球は7000万円超えの異次元価値「歴史に残る逸品だから」

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大谷が放った50号弾の行方は手にした男性ファンが持ち帰り、錯そうしている。(C)Getty Images

 球史に残った伝説の一発だった。だからこそ、そのホームランボールは大きな価値を秘めている。

 日米両球界で話題沸騰となった。現地時間9月19日に行われたマーリンズ戦で、ドジャースの大谷翔平が放った一発だ。この一打が史上初となる「シーズン50本塁打・50盗塁」を決める50号となったのだが、左翼席に着弾したボールは、とある男性ファンが獲得。その行方は多くの熱視線を集めた。

【動画】6安打10打点2盗塁!「51‐51」を達成した大谷翔平の全活躍シーン

 これまでも大谷の放ったホームランボールを巡ってはさまざまな騒動が起きていただけに、手にした男性の決断は世界的な関心事となった。

 果たして男性はボールを手放しはしなかった。米スポーツ専門局『FOX Sports 640 South Florida』のアンディ・スレイター記者によれば、すぐさまボールを巡っての“交渉”を行ったドジャースは、30万ドル(約4200万円)の賞金を提示。しかし、合意には至らず……。男性はコレクションとしてボールを保持するために帰宅したという。

 米オークションサイト『SCP Auctions』のディロン・コーラー氏によると、史上初の50-50を達成したボールは「歴史的な一品」であり、最低でも50万ドル(約7100万円)の値が付く可能性があるという。まさに「超」が付くほどプレミアムな価値を持つ。

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