防戦一方の0-5から同点 苦戦のドジャースが見せた“衝撃の反撃”に米記者も驚嘆「ヤンキースの完全な崩壊」
エースのコールが突如として乱れ、追いついかれたヤンキース。(C)Getty Images
防戦一方だったチームが息を吹き返した。
現地時間10月30日に行われているワールドシリーズ第4戦で、ドジャースは0-5からヤンキースに追いつき、試合を振り出しに戻した。
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間違いなく劣勢だった。前日に4-11と大敗していたドジャースは先発のジャック・フラーティが2回途中4失点でKOとなるなど、3回までにアーロン・ジャッジ、ジャズ・チザムJr.、ジャンカルロ・スタントンにそれぞれ一発を許して5点のリードを奪われていた。頼みの攻撃陣も4回までヤンキースの先発右腕ゲリット・コールの前に無安打、無得点に抑え込まれていた。
だが、5点のビハインドを追っていた5回にヤンキースに生じたわずかな綻びを突いた。
先頭のキケ・ヘルナンデスが右前安打で出塁すると、続くトミー・エドマンの平凡な中堅へのライナーをジャッジが落球。無死一、二塁でウィル・スミスの一打は遊撃へのゴロとなったが、今度は遊撃手のアンソニー・ボルピが三塁に悪送球(記録は失策)となって無死満塁となった。
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