“驚くしかない快進撃”を見せる大谷翔平 高まる2度目のMVP待望論「リーグ最高の選手。違うと考える人はひねくれ者」
投打で異次元の活躍を見せ続けている大谷。その打棒に賛辞が止まらない(C)Getty Images
「彼はとても特別で、誰もやったことのないことをやっているんだ。(バッターとして)三冠王を争っていながら、ピッチャーもしている。三冠王になった選手はいるが、彼のようなことを成し遂げた者はいないよ」
ドジャースに所属するムーキー・ベッツは、大谷翔平(エンゼルス)について、地元紙『LA Times』の取材でそう語らった。2018年にナショナル・リーグMVPに輝いた実績を持つ完全無欠のスーパースターをして、ここまで言わしめるだけの実力が今の二刀流戦士にはある。
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メジャー6年目を謳歌する大谷は今月に入って絶好調だ。とりわけ打撃では直近7試合で打率.435、6本塁打、12打点、出塁率.588、長打率1.304と手の付けようがないほどに打ちまくっている。投手として被打率.178というエース級の働きを見せながらのハイスタッツだ。もはや驚くしかない。
「非現実的だ」「異次元すぎる」「信じない」
そんな賛辞は後を絶たない。大谷への関心は高まり続け、早くもMVPを確信する声も囁かれ始めている。日々エンゼルスの情報を発信している米専門サイト『Halos Hangout』は「今のオオタニはMVPに輝いた2021年を上回るペースで活躍している」と指摘。そして、「間違いなくリーグ最高の選手だ。そうでないと考える人はひねくれ者だ」と独自の持論を展開した。
さらに「私たちは彼のような選手を見たことがない。毎日毎日、彼を目撃することは幸運なんだ」と断言した同サイトは、こうも記している。