2位シュワバーと衝撃の160票差 大谷翔平の貫禄MVP戴冠に米記者も愕然「ショウヘイとドジャースの契約はあと8年もある」
歴代2位のMVP受賞を果たした大谷(C)Getty Images
3年連続の快挙となった。
現地時間11月13日、全米野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票によって決まる25年シーズンのMVPが発表され、大谷翔平が3年連続4度目の受賞を果たした。MLB通算4度目の選出は、歴代最多762本塁打を放った大打者バリー・ボンズの7度に次いで歴代単独2位の快挙となった。
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投打二刀流を平然と再始動させた1年は、伝説的なものとなった。打者として打率.282に加え、自己最多の55本塁打を記録。さらに102打点、20盗塁、146得点、OPS1.014と軒並みハイアベレージをマーク。6月中旬からは投手として約2年ぶりに復活。14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87、62奪三振だった。ちなみに「55-62(55本塁打&62奪三振)」はメジャーリーグ史上初の記録だった。
打って、投げて、時に走って――。あらゆる場面で違いを生み出した偉才は、他者を寄せ付けなかった。今回のMVP投票の最終候補には、年間56本塁打と132打点でリーグ二冠王に輝いたカイル・シュワバー(フィリーズ)と、「シーズン43-38(43本塁打&38盗塁)」を達成したフアン・ソト(メッツ)もノミネートされていたが、いずれも大谷には及ばなかった。実際、2位となったシュワバーとの総得票差は160となった。






