「アンチは感謝すべき」50-50に迫る大谷翔平の凄みを元MLB戦士が訴え「別次元。本当に評価すべきだ」
現地の識者も唸る。元ヤンキースのショーン・ケーシー氏は、MLB公式ネット局『MLB Network』の番組内で「彼のやっていることは本当に信じられないことなんだ」と主張。さらに23年に導入された投手による牽制回数(3回)の制限、ベースサイズの拡大というルールによって、大谷の盗塁増加を“今までより楽になったからだ”と断じる一部の否定意見に対しては、「そもそものルールは変わっていないし、メジャーリーグで盗塁することは簡単じゃない。決して簡単じゃないんだ」と訴えた。
また、番組のMCを務めるグレッグ・アムシンガー氏に「ここからアンチオオタニの声は出てくると思う。でも、人々は目の前で起きている物事を正確に理解すべきだ」と振られたケーシー氏は、「全くその通りだ」と同調。そして、こう続けている。
「私たちは彼の偉大さに感謝すべきだ。アンチや否定的な意見を語る人がいることも知っているが、率直に『ショウヘイがやろうとしている50-50を信じられるか?』と言いたい。50盗塁もすることがどれだけ難しいか。そして50本もホームランを打つなんて別次元のことだ。本当に評価すべきだ」
快進撃を続け、さまざまな娯楽を生み出す大谷。活況を作り出す現状こそ彼の偉才たる所以とも言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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