“二刀流復活”は9月に? 今春長打率.909の驚異数字を出した大谷翔平に執刀の米名医も愕然「かなり凄い」

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ドジャースで復調ぶりをアピールしている大谷。(C)Getty Images

 心機一転して迎えるメジャー7年目のシーズンに向け、大谷翔平は快調に飛ばしている。

 昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結し、文字通り世界中の熱視線を向けられている大谷。今春は昨シーズン終了とともに右肘へ執行した手術から実戦に復帰。リハビリのために「打者専任」となっているが、オープン戦では目に見える結果を出している。

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 8試合に出場して22打席に立っている大谷は、打率.500、2本塁打、9打点、長打率.909、OPS1.486と軒並みハイアベレージを記録。主だった数字では、MVPとなった23年のオープン戦(打率.455、0本塁打、長打率.636、OPS1.174)を上回る(これも十分に凄いが……)好結果を出した。

 右肘にメスを入れた影響を微塵も感じさせない復調ぶりには、米スポーツ界屈指の外科医も驚きを隠さない。大谷の手術を執刀したニール・エルアトラーチェ氏は、『AP通信』など複数メディアのインタビューで「心配していたのは、おそらく私だけだった」と回答。術後の回復状況について、持論を展開している。

「最初のトミー・ジョン手術から50年、私が手術方法を学んでから34年が経った。そして今、ある選手が2度目の手術を受け、以前のようなパフォーマンスを取り戻すことが期待され、見事に回復を遂げようとしている。彼は球史に残る最高の選手になるために給料をもらっているんだ。7億ドルのね。彼が戻って来られたのは、長期契約があり、保証があるからだ。この時点でこれほどの信頼をされているのは、驚くべきことだ」

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