「なぜ奪おうとするんだ?」大谷翔平の二刀流継続への疑問にMLBベテラン右腕が異議「特別な選手であり続ける」
大谷翔平の二刀流継続に対する懐疑論に、ベテラン投手が異論を投じた。(C)Getty Images
かつては、多くの識者たちが懐疑的な意見を提唱していた大谷翔平の二刀流。しかし、メジャー移籍後の6年間で彼はネガティブな評価を一変。いまやほとんどの野球人が稀有な価値を認めている。
無論、二刀流を否定する声が全くなくなったわけではない。今夏に右肘側副靭帯損傷という大怪我を負った影響もあり、長期的な継続に懸念を示す者はいる。ただ、それ以上に大谷の凄みを称える声は大きくなっている。
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現役選手でさえも、大谷の異能を認めるしかない状態だ。去る11月22月(現地時間)に、ニューヨークのスポーツ専門局『SNY』の野球討論番組「Baseball Night in NY」に出演したアダム・オッタビーノは「オオタニは二刀流の選手であり続けるべきか?」と問われ、「キャリアの一生を通して持続可能なのかは、まだ分からない。きっと誰にもね」と前置きしたうえで、こう論じている。
「二刀流であることがオオタニにとっては特別な価値があることなんだと僕は思っている。だから、否定的な意見には、『なぜ周りが彼から何かを奪い取ろうとするんだろう』と思うよ。どれだけ長く続けられるかを誰もが見てみたいと思っているはずだ。僕は彼が特別な選手であり続けることを願うよ」