パドレスの報復の“標的”となった大谷翔平の神対応に目が点…左手一本で騒動を収めた行為に米識者は衝撃「怒ってもいいのに」
試合後に「故意ではなかった」とスアレスは釈明した。だが、彼の投じた“ドジャースの顔”とも言える大谷への死球が引き金となり、大乱闘に発展していてもおかしくはなかった。それを左手一本でいさめたのは、流石だという他になかった。
聖人君子ぶりを発揮した大谷。荒れ模様の展開を平和的に解決した偉才の“神対応”には、米識者たちも驚き、目を丸くする。かつてメッツなど3球団を渡り歩いた元MLB投手のトレバー・メイ氏は、野球専門ポッドキャスト番組『Baseball Today』において「オオタニに対してはぶつけにきていた」と断言。その上で「彼の対応は最高だった。『どうせ俺に来るんだろ』って感じで、まったく感情を爆発させなかった。怒ってもいいのにそうしなかった。これこそ真のスターだよ」と称賛した。
また、元ドジャースのジェリー・へアストンJr.氏は、自身が解説を務めた米スポーツ専門局『Sports Net LA』の番組内で、大谷の礼儀正しさを改めて絶賛した。
「彼はどんな時でも相手チームの監督に帽子を取って敬意を表する。そして、審判とキャッチャーにも必ず挨拶をする。そんな彼がひとりで事態を収めたんだ。今回の一件は彼の人格を物語っている。試合中はああいうことは起きる。どっちの選手たちも、仲間やチームを守るためだからね。でも、ショウヘイが見せた行動は、誰もが熱くなる中で見事だった。彼のおかげで騒動は沈静化したと思う」
すべてを丸く収めてしまった大谷。争いをヒートアップさせなかった行動は文字通り世界に衝撃を与えるものとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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