グラブはなぜ各校3つ? 裏にあった大谷翔平の“配慮”に感嘆の声止まず「野球人口はきっと増える」「自分が恥ずかしい」
大谷が行った異例の寄付活動に称賛の声が相次いだ。(C)Getty Images
今オフにエンゼルスからFAとなった大谷翔平は11月9日、自身のインスタグラムを更新。日本国内にある約2万の全小学校に3つずつ、合計6万個の子ども用グラブを寄贈すると発表した。
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「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」
そうインスタグラムに記した大谷が行った寄贈規模は極めて異例で、北海道から沖縄までの全国にある国公私立だけでなく、特別支援学校を含んでいる。彼のスケールの大きさを物語る規格外の寄付活動には、各国から賛辞が殺到。米スポーツ局『CBS Sports』は、「オオタニは次世代に野球への愛を育もうとしている」と強調し、競技人口が減少している現状を憂いた二刀流スターの行動を称えた。
一方で“疑問”の声も上がった。それは批判的なものではないが、SNSなどでは「キャッチボールは2人でできるのに、なぜ3つずつなんだろう?」と指摘が相次いだ。
こうしたクエスチョンに対して、大谷の寄付をサポートしたニューバランス社が、公式サイト上で、3つのグラブを各校に提供する企画の意図を説明している。
「大谷翔平選手は、幼少期から野球を楽しんでいた経験から、日本全国の各小学校へ3つのジュニア用野球グローブ(右利き用2個、左利き用1個、小学校低学年用サイズ)を寄贈することで、子どもたちが楽しくキャッチボールをする場面を想像しています」