“収入”100億円を超えた大谷翔平 米専門サイトも愕然とする異次元の広告力「オオタニの影響力に限界はない」
グラウンド外でも稀有な活躍を見せ続ける大谷。(C)Getty Images
お茶の間を沸かす男の価値は計り知れない。大谷翔平(ドジャース)のそれだ。
昨オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)のメガディールを締結して以来、大谷の世界的な価値は一段と高まった感がある。野球界のみならず、スポーツ界全体でも最高額とされる契約を交わした偉才は、新天地での1年目にグラウンド上では史上初となる「シーズン54本塁打・59盗塁」を達成。打者として歴史に名を刻んだ。
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一方でグラウンド外でも稀有なタレント力を発揮。個人としてもポルシェ、日本航空、三菱UFJ銀行、セイコー、コーセー、伊藤園、西川、ラプソードなどスポンサーを増加。副収入も100億円を超えたと指摘されている。
そんな大谷のスター性はビジネス面から絶賛される。スポーツのあらゆる金銭事情を発信する米専門サイト『Front Office Sports』は「MLBはオオタニに全力で投資している。そして日本ではオオタニの看板が設置されるなど、多角的なマーケティングを展開されている」と指摘。「彼が日米の両方でマーケティングの中心人物となっているのは間違いない」と断言した。
また、同サイトの取材に応じたMLB副コミッショナーのノア・ガーデン氏は、大谷を中心にした広告プロジェクトについて「重要だ。我々はオオタニがポストシーズンに出る機会を利用する。彼を前面に押し出すことが理にかなっていると考えている」とコメントしている。