ドジャース“最大の問題”の先発陣はどれだけ不安? 地区シリーズ登板の顔触れに米メディアが指摘「チャンスを逃す要因にもなる」
フラハティについては及第点を出したが、続く顔ぶれには…(C)Getty Images
ナ・リーグ西地区を制したドジャースは、現地時間10月5日(日本時間6日)に地区シリーズ初戦を迎える。シーズン中同様、プレーオフの戦いでも大谷翔平やムーキー・ベッツ、テオスカー・ヘルナンデスらが並ぶ強力打線がチームの原動力となることは間違いないだろう。
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その一方で、ピッチングスタッフについては、現在も不安視する声が途切れることは無い。今季、故障者に悩まされたドジャース投手陣はポストシーズンにおいても、状況は変わっていない。すでに地区シリーズでの先発投手として、ジャック・フラハティ、山本由伸、ウォーカー・ビューラー、ランドン・ナックの4人が発表されているものの、現地メディアではこの顔触れを「懸念材料」と捉えているようだ。
ニューヨークスポーツサイト『EMPIRE SPORTS MEDIA』では、先発投手がドジャースの「最大の問題」と称しており、発表された先発投手への物足りなさを指摘している。
同メディアは、「どの投手も才能に欠けるわけではないが、開幕時にドジャースが描いていたようなメンバーでないことは確かだ」と主張。シーズン中に加入し最終的に13勝を記録したフラハティのパフォーマンスこそ及第点としながらも、山本については、「レギュラーシーズンで防御率3.00と素晴らしかったが、ケガのため90イニングにとどまった。球界最大級のチームでプレーオフの重要な試合に先発するプレッシャーに耐えられる保証はない」との見解を示す。