「頭の中を見てもらえ」物議を醸した大谷翔平の“ジェスチャー”にド軍同僚が異論「馬鹿がくだらないコメントしている」
大谷の積極果敢な走塁が生んだワンシーンは波紋を呼んだ。(C)Getty Images
一部で物議を醸したワンシーンに異論が飛んだ。
ふたたび注目を集めたのは、去る7月10日に敵地で行われたフィリーズ戦でドジャースの大谷翔平が見せた走塁後のジェスチャーだ。
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この試合の初回に右前打を放ち、さらに今季22度個の盗塁を成功させた直後だった。勢いよく駆けだし、二塁上に滑り込んだ大谷はスライディングの際に走塁用グローブに入り込んだ土を払うため、グローブを外し、パタパタと叩いた。
この時、大谷が自身の股下付近で土を払い、さらに自軍ベンチに目を配ったこともあり、「挑発的だ」「卑猥」と捉えるファンや米メディアが続出。米紙『New York Post』も「ショウヘイ・オオタニは二盗直後に奇怪なセレブレーションを披露」と話題となったシーンを切り取って紹介した。
ただ、飄々としていた本人の表情が物語るように、相手に対する「挑発的」な意図がないのは明らかだった。ゆえにドジャースの同僚も世間の反応に苦言を呈している。
現地時間7月19日に米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したドジャースのマックス・マンシーは、大谷の何気ない行動がキッカケになった話題のシーンについて「ここでハッキリと言わせてもらう。もし、あれが『挑発的なセレブレーション』だと思うヤツがいたら、頭の中の見てもらった方がいい。ショウヘイは滑り込んで、グローブの中に入った土を払っていただけだ」と強調。さらに世間にクギを刺している。