ジャッジらが持たない規格外の脚 大谷翔平の“評価されにくい力”に米識者が脚光「つまり彼は超一流なんだよ!」
11盗塁を成功させるなど果敢な走塁も目立つ大谷。その力が脚光を浴びた(C)Getty Images
二刀流戦士が米球界で一大センセーションを巻き起こしている。メジャー6年目を迎えた大谷翔平(エンゼルス)だ。
FAイヤーとなる今季は開幕からすこぶる好調だ。打っては打率.306、30本塁打、67打点、長打率.666、OPS1.057というリーグ屈指のハイアベレージをマーク。一方で投げても16登板で7勝(3敗)、防御率3.02、WHIP1.04、奪三振率11.99とエース級の内容を見せている。
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たった一人で明らかな違いを生み出している大谷。その規格外な活躍は世界中の野球ファンを虜にし、目の肥えた識者たちをも唸らせている。
「地球上で最高のアスリートだ」
そんな声を聴かない日はなくなっている。どれだけ称えられようとも賞賛の言葉が尽きないのが大谷の凄みでもある。そうしたなかで意外な部分に脚光を当てた識者もいる。元ロッキーズのGMダン・オダウド氏だ。
オダウド氏は1999年から15年間にわたってロッキーズのGMに従事し、数多のスター選手たちのスカウティングも行ってきた目利きでもある。そんな同氏にとって規格外のポテンシャルを見せつける大谷の凄みは、今季11盗塁を記録している脚力にあるという。
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