「ブーイングは彼のベストを引き出している」大谷翔平の“自然体”に米メディアも賛辞 ブルージェイズファンを「あっという間に黙らせた」

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 敵地の盛大なブーイングの中でも高いパフォーマンスを発揮する大谷には、米メディアも熱視線を送っている。

 スポーツサイト『FANSIDED』では、第2戦終了後、大谷とブルージェイズのこのカードに至るまでの経緯を辿る記事を配信し、この2試合での大谷のスタッツなども紹介している。

 同メディアは、「オオタニとジェイズを結びつける噂が本格的に盛り上がったのは、2度のMVP受賞者がトロント行きの飛行機に乗っているという報道が出た時だった」など、ブルージェイズが大谷の移籍先「最終候補」に残ったオフを振り返った。

「ジェイズファンは、自分たちを見捨て、代わりにスーパーチームに移籍したオオタニに激怒した」とドジャース入り決定後の反応も紹介。その上で、迎えた今季初対戦で「彼らはオオタニに不満をぶつける機会を得た」と綴っている。

 だが、大谷がいきなり本塁打を打ったことで、「それは上手くいかなかった。ブーイングをあっという間に黙らせた」として、さらに「ダグアウトに戻った後、チームメイトたちから冗談交じりのブーイングを浴びた」として、その直後のやり取りなども記している。

 同メディアは大谷について、「メガスターであるが故、行く先々で歓声を浴びることが多い選手だが、ドジャース入りしたことで、ブーイングを浴びるケースが増えるかもしれない」と指摘。その上で、トロントで記録した本塁打などに触れながら、「ブーイングは彼のベストを引き出している」などと、パフォーマンスを評している。

 チームメイトと共に、ブーイングさえも楽しんでいたという大谷。本来の勝負強さも取り戻した「日本人スター」は、そのバッティングでチームの連勝に大きく貢献している。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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