「Shohei、who?」投攻守に3拍子の活躍、二刀流でも話題の人気選手が放ったジョークが話題、大谷は自身初の「30-30」を達成
また、驚きだったのはこの日の観客数だ。3万5207人は、試合が行われたオークランド・コロシアムの今季最多。そしてそのほとんどがドジャースファンだった。アスレチックスは2028年シーズンからのラスベガス移転が決まっており、地元ファンはこれに猛反対。観戦ボイコットにあい、開幕直後から観客動員が低迷し、1万人未満が38試合も。5月6日のレンジャーズ戦は2895人、4月16日のカージナルス戦は3296人など3000人前後に沈む試合まであった。
それが前日の2万1060人に続き、2日連続の今季最多更新で初の3万人超え。ドジャース人気はもちろん、そこに新加入の大谷効果があることも疑いようがない。同じカリフォルニア州内とはいえ、ロサンゼルスからオークランドまでは車でなら6時間以上かかる距離。ベイエリアのファンが殺到したのか、飛行機でロスからファンが向かったのかは定かではないが、スタジアムに充満した空気はドジャースの「ホーム」そのものだった。
大谷にとっても31盗塁は日米通じてキャリアハイ、力を入れている走塁でもチームに貢献していく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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