「野球選手として、あとどれぐらいできるか――」大谷翔平、異例の巨額契約から1年で果たした“有言実行”のWS進出

タグ: , , , 2024/10/21

 それこそヤンキースを含めた複数球団による争奪戦が繰り広げられた。その中でドジャースとの契約を選んだ理由について、こう語っていた。

「僕自身の優先順位は、もちろん契約形態から分かるように、一番上のところではあるので。野球選手として、あとどれぐらいできるかっていうのは正直、誰もわからないですし。勝つことっていうのが、僕にとって今一番大事なことかなと思います」

 エンゼルスでの6年間で大谷は個人として黄金期を迎えた。メジャー移籍時に大衆から「実現不可能」とまで言われた二刀流を成功させ、2度のMVPを受賞した。だが、チームとして地区優勝はおろか、ポストシーズンすらも果たせなかった。

 だからこそ、「勝つこと」は最優先事項だった。

「一番大事なのは、やっぱり全員が勝ちに、同じ方向を向いているということが大事だと思うので。オーナーグループもそうですし、フロントの皆さんもそうですし、もちろんチームメート、ファンの皆さんもそうですし、みんなが、そこに向かっているというのが一番大事かなと思います」

 そう話した大谷。それだけに今回のワールドシリーズ進出はまさに有言実行だと言えよう。

 レギュラーシーズンでは史上初となる「シーズン54本塁打・59盗塁」を達成。獅子奮迅の活躍でチームを地区優勝に導くと、ポストシーズンも打率.286、3本塁打、10打点、OPS.934と活躍し、米球界の頂にあと4勝と迫った。

 メッツとのリーグ優勝決定戦第6戦後、悲願のワールドシリーズについて「僕がずっと出たいなと思って、プレーしたいなと思った場所なので。今この瞬間からそこ(ワールドチャンピオン)を目指して、勝つだけ」と笑みを浮かべた大谷。充実感に満ちた表情を見せた偉才は、これ以上にない形でヤンキースとの天王山に挑む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】大谷翔平、悲願のWS進出決定!世界一をかけてヤンキースと43年ぶり“東西名門”対決実現 得点圏「.818」絶好調で大舞台へ

【関連記事】絶好調のエドマンが2ラン!大谷翔平も歓喜の一発 打率.366、リーグ優勝決定シリーズMVP候補に スミスも2ランで序盤6得点

【関連記事】NY放送局はメッツのWS進出を望まない? 「大谷vsジャッジ」の頂上決戦が熱望されたワケ「間違いなく莫大な金を生む」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム