登板試合2発の翌日は猛打賞!絶好調大谷の前に立ちはだかる「球宴ホームランダービー問題」
大谷は登板試合となった27日(同28日)の試合後にホームランダービーの出場について問われると「次の登板が(割れた)爪の感じでわからなくなっているので、スケジュールはまだ確認できていない」と語るにとどめた。
この発言を受けて、エンゼルス番記者としても知られる地元紙「Orange County Register」のジェフ・フレッチャー氏は自身のツイッターで、「(大谷が)ホームランダービーについては投球スケジュールが分からないため分からないとも述べた」と綴ると、熱心な大谷ファンから体の負担も考慮して、ホームランダービーへの欠場を願う声が続々と寄せられた。
これに対し、同氏は「ファンは大谷をホームランダービーに出てほしくないということで一致しているようだ」とファンの声を代弁し、続けて「心配しないで。昨年のオールスター戦に対する彼のアプローチを踏まえると、もし彼がダービーに出場したとしたら、私は非常に驚くだろう。彼は休みを望んでいると思う」と、大谷は出場しないだろうとの見解を示した。
大谷とホームランダービーをめぐっては苦い思い出もある。初出場となった21年の球宴ではホームランダービーにも出場。気合が入ったバッティングでナショナルズのフアン・ソト(現パドレス)と延長まで突入するなど、大盛り上がりとなった。一方、途中で疲労困憊の様子を見せるなど多くの日米のファンから心配の声が寄せられた。
ホームラン競争に関しては無理に飛ばそうとするあまりにフォームを崩す弊害も一部から指摘されており、実際、その年大谷は前半戦までで33本塁打、特に6月は今年と同じく13発とハイペースに本塁打を量産していた。しかし球宴後は13本塁打、30打点と激減。勝負を避けられたことの影響もあったとされるが、パフォーマンスは急降下したとあって、心配の声が増えているようだ。
果たして大谷の決断はいかに?爪の影響が心配された次回登板は中5日で7月3日(同4日)のパドレス戦となる見通しがフィル・ネビン監督から明かされている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平に止まぬ激賞の声 米記者が早くも“日本人史上初の戴冠”を断言「MVP争いはもう終わった。差は僅差ですらない」
【関連記事】「健康ならジャッジ」大谷翔平へのレジェンド投手の賛辞に思わぬ反発の声!「オオタニは過大評価」
【関連記事】「あれは真似できない」福留孝介氏が舌を巻く大谷翔平のすごさとは