一気に高まるド軍の世界連覇の可能性 元MLB名手が語った“銀河系軍団”が優位な理由「オオタニだけにおんぶにだっこじゃない」
「打倒」を掲げるチームを次々と破り、勢いが増しているドジャース(C)Getty Images
世界一軍団の勢いは止まらない。現地時間10月17日、ドジャースはブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に5-1で勝利。通算成績を4勝0敗として2シーズン連続でのワールドシリーズ進出を決めた。
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シリーズを通して力強さを見せつけた。ブルワーズはレギュラーシーズン中にリーグ最高勝率を誇った精鋭軍団だったが、ドジャースは投打で圧倒。攻撃では、合計32安打、15得点を記録して効率の良さを披露。一方で守備でも4戦4失点。ブレイク・スネル、山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷翔平の先発4本柱を軸とした投手陣が違いを生み出した。
今ポストシーズンはここまでわずか1敗。投打ともに穴らしき穴も見当たらない。ここにきてチームのケミストリーが高まっているドジャースだけに、21世紀では初となるワールドシリーズ連覇に向けた機運も高まっている。
実際、識者たちも連覇の可能性をしきりに論じ始めている。第4戦を中継した米スポーツ専門局『TBS』のゲスト解説を務めた元フィリーズの名遊撃手であるジミー・ロリンズ氏は「このチームはありとあらゆる面で優れている。かなり良いチャンスを得ていると思う」と語り、“銀河系軍団”の優位性を論じた。
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