「オオタニは当然のことと思われがちだが…」全米から絶賛の声 異次元3発&10K、大谷の想像を超えた二刀流パフォーマンスを米アナリストも激賞「彼は地球上で最高の選手」「漫画の中で起こるような試合」
ポストシーズン1試合3発は史上11人目、投手による先頭打者アーチはレギュラーシーズンを含め、MLB史上初の快挙となった。また投手がポストシーズンで本塁打を放ったのも、ドジャース球団史上初となった。
先発投手としても6回3分の0、100球を投げ2安打無失点、10奪三振、3四球と、今季再び挑んだ二刀流シーズンにおいて、投手としてもさらに進化した姿を示している。
大谷のパフォーマンスには全米から絶賛の声が寄せられている。
米メディア『ESPN』にMLBアナリストのジェフ・パッサン氏が「大谷翔平とMLBプレーオフ史上最も圧倒的な試合」とタイトルカットをつけ、この試合の大谷の活躍について寄稿。
「オオタニショウヘイは当然のことと思われがちだ」と書き出した記事の中では、大谷は日頃から二刀流として高いパフォーマンスを示すことで人々に慣れが生じているとした上で、改めて記事の中では「彼は地球上で最高の選手」であり、「大谷のベースラインは、他の全員のピークです」とまで書かれている。
その上で、17日のゲームに関して「だからこそ、金曜日の彼のパフォーマンスは世界で最も偉大なアスリートの一人であり、史上最も才能のある野球選手が今プレーし、計り知れないことを」リアルタイムで思い出させてくれたとした。
この優勝決定シリーズでは試合前までで打率.182と打撃不振に悩まされながら、たった1試合で信頼回復につながったとした上で「ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ第4戦での大谷のパフォーマンスが、歴代の試合リストのどこにランクインするかは、何年も議論されることになるだろう」とまさに歴史的な一日になったとした。
1試合3発、しかも一発は場外弾となり、投手としても7回途中、10K、2安打無失点という内容に「現実ではなく、漫画の中で起こるような試合」と異次元パフォーマンスをたたえながら、記事の中ではほかのド軍ナインがいかに大谷のプレーを高く評価したかも記されている。
シリーズMVPに輝いた後のスピーチで、大谷は「本当にみんなを代表してこれをもらったと思うので、あと4つ全力で勝ちにいきたい」と2年連続のワールドシリーズ制覇に意欲を示した。
さらに子どもたちへのメッセージを求められると「ドジャースという素晴らしいチームでみんなが一体になっている試合を見て、『野球は面白いな』と思ってくれたら嬉しいです」と言葉に力を込めた。まさに野球の伝道師として魅力を伝え続ける、大谷の進化はまだまだ止まらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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