「急に『野球の神様』扱いかよ」超人すぎた大谷翔平に思わぬ異論 元レッドソックスOBの“苦言”に議論百出「あなたには分からない」
大谷の超人的な活躍を目の当たりにし、米球界内は騒然となった(C)Getty Images
「常識外れ」
「史上最高」
「二度と現れない存在」
「狂ってる」
そんな絶賛の言葉ばかりが送られる超人的な活躍だった。
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現地時間10月17日、ドジャースの大谷翔平はブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発し、投げては7回途中を被安打2、無失点、10奪三振と快投。打っても場外弾を含む3本塁打と大暴れし、シリーズMVPを受賞した。
今ポストシーズンでは、ブルワーズとの第3戦目まで打率.158と不振続きだった大谷。極度の調子の悪さに懸念を示す声もあったが、一夜にして喧騒を吹き飛ばした。ちなみにメジャーリーグにおける「1試合3本塁打&10奪三振」は史上初の快挙。「野球の神様」と称される偉人ベーブ・ルースですら成しえなかった異次元記録を打ち立てる形となった。
規格外すぎるがゆえに、米球界内でも先述のような賛辞が溢れかえった。そうした中で大谷の異能さに疑問を投げかける者もいる。1990年代にレッドソックスやレンジャーズなどを渡り歩いたジェフ・フライ氏は自身のXで「ショウヘイ・オオタニはMLB史上最も素晴らしい試合をした」と認めながら、辛辣な言葉を記した。
「今日、オオタニが(球界内で)受けている称賛は、彼にとって当然のものだ。だけど、彼を『史上最高の野球選手』と呼ぶのは、まだ早計じゃないか」
大谷を「史上最高」をもてはやす風潮に待ったをかけたフライ氏は、こうも続けている。






