年58発の量産体制を維持する大谷翔平は本塁打競争に出場するのか？ ファン熱狂の“祭典”に潜むリスク「また出たいとは思わない」
ナショナル・リーグの本塁打王争いでもトップをひた走る大谷。それだけにダービー出場も期待されるが……。(C)Getty Images
確固たる地位を裏付ける球宴出場となる。現地時間6月26日、MLBの公式ネット局『MLB Network』は、今夏にアトランタで開催されるオールスター戦（現地時間7月15日）の先発出場する野手を決めるファン投票の1次結果を発表。ナショナル・リーグの指名打者部門にノミネートされていた大谷翔平（ドジャース）は、リーグ全体でも最多となる396万7668票を獲得し、先発出場が決まった。
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エンゼルス時代の2023年以来、2度目となるリーグ最多得票を得てのオールスター出場を決めた大谷。同部門の2位に入ったラファエル・デバース（ジャイアンツ／136万2363票）に大きく水を空けた得票結果は、二刀流スターの異次元の打撃が米球界で認められ、評価され続けている結果と言えよう。
大谷にとってキャリア5度目となるオールスター出場に際しては、ホームランダービー出場の行方も小さくない注目が集まる。
オールスターの前日に行われる同ダービーは、ファンにとって何よりもエキサイティングな、まさしく強打者による“祭典”だ。かく言う大谷もMVPを受賞した21年に出場。1回戦で敗れたものの、フアン・ソト（現メッツ）と“延長戦”にまでもつれ込む熾烈な争いを繰り広げ、その打棒で球界を大いに沸かせた。
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