「ショウヘイは化け物だ」今季54本塁打の猛者も認めた大谷翔平 前人未到の記録を連発した異能のシーズン
8月初旬の時点では、投手としては“ありえない”打者三冠王にも迫った。惜しくもシーズン終盤に右肘側副靭帯の損傷と右脇腹痛によって戦線離脱を余儀なくされたが、大谷がファンやメディアの間で大きな希望を抱かせたシーズンだったのは間違いない。
今季の大谷の偉才ぶりはライバルたちのコメントからも滲み出た。とりわけシンプルながら、強烈な印象を植え付けたのは、マット・オルソン(ブレーブス)の言葉だ。29歳のスラッガーは、8月の対戦時に地元局『Ball Sports South』で、こう漏らしていた。
「ショウヘイは化け物だ。おそらく野球史上で最高の選手の1人になる。僕はアスレティックスに居た時にも、同地区だったから彼の凄さを見てきた。とにかくすごい選手だよ」
かくいうオルソンもシーズン54本を放ち、ナショナル・リーグの本塁打王となった猛者だ。そんな強打者が「化け物」と言うのだから、やはり今季の大谷は異次元だったと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「オオタニはさっさと出ていけ」エ軍地元識者がぶち上げた“大谷翔平不要論”に物議 ファンから批判も「英雄伝は終わりだ」
【関連記事】成績抜群なのになぜ懐疑論? 大谷翔平のMVP受賞が「再考する必要がある」と論じられる事情とは
【関連記事】気になる大谷翔平の契約は3年296億円!? 米識者が指摘した“価値を高める”オファーとは「オオタニが望むかは分からない」