大谷翔平、日本人史上初のMLB本塁打王はどうなる!? 土壇場で猛追するロベルトJr.とジャッジの現状は?
44本でいまだ本塁打王争いでトップに立つ大谷(中央)。そんな二刀流スターにロベルトJr.(左)とジャッジ(右)が迫っている。(C)Getty Images
キューバの大砲が存在感を強めている。
現地9月23日に行われた敵地でのレッドソックス戦に、「3番・中堅」でスタメン出場したルイス・ロベルトJr.(ホワイトソックス)は3試合ぶりの本塁打となる38号ソロを記録。アメリカン・リーグの本塁打王争いでトップに君臨する大谷翔平(エンゼルス)に6本差と迫った。
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手に汗握る戦況で一発は飛び出した。9回表2死無塁の局面で4打席目に立ったロベルトJr.は、相手2番手ジョシュ・ウィンコウスキがカウント0-1から投じたアウトコースへのチェンジアップを強振。流し打たれた打球はライナーでグングンと飛距離を伸ばして、ポール際に突き刺さった。
26歳のスラッガーは驚異的なペースで本塁打を量産している。直近7試合で打率こそ.222と低調だったロベルトJr.だが、現地9月18日から2戦連続弾を放つなど3本塁打を記録。そして、このレッドソックス戦での38号で残り7試合でトップの座も射程圏に捉え、ラストスパートをかけている印象だ。最終盤に“大爆発”があれば、大谷の栄冠も危ういかもしれない。
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