“絶対に打つ”大谷翔平が不動の打順を変える? 米解説が持論「ベッツは偉大。だが、ショウヘイには前にいてほしい」

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ベッツ離脱後から勢いを加速させている大谷。(C)Getty Images

 初夏の訪れとともに大谷翔平(ドジャース)の存在感が増している。

 10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)というエポックメーキングな契約で締結したドジャース移籍1年目、その活躍で球界を騒然とさせる。開幕から40打席未本塁打などの不調もあったが、「打つべくして打てている」という6月に入ってから復調。現地時間6月30日時点で、打率(.316)と本塁打(26本)の2部門でリーグトップに君臨。打点(62)もトップと6差で、三冠王も可能性を大いに残している。

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 フルタイムの指名打者という起用法も影響しているが、際立つのは日本人離れした打力だ。大谷は先月16日に左手の骨折でムーキー・ベッツが離脱してから1番に定着。以降は、打率.375、9本塁打、出塁率.508、長打率1.000とハイアベレージを記録し、“大黒柱不在”の穴を埋めている。

 その傑物ぶりには識者たちも愕然とさせる。

 ロサンゼルスのスポーツ専門局『Sports Net LA』の番組で解説を務めた元ドジャースのドントレル・ウィリス氏は「野球界で最強クラスの選手であるムーキーの損失を完全に補っている。ムーキーは偉大な打者だけど、ショウヘイは全く別次元のモンスターだ」と語気を強めて主張。これに隣席した同じくドジャースOBのジェリー・へアストンJr.氏も「分かるよ」と同調。そして、「これだけは言わせてくれ」と切り出し、大谷の1番定着を論じた。

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