正捕手は痙攣し、大谷翔平は注射治療…壮絶だったWS18回の激闘 ド軍ナインが証言した舞台裏「点滴をしていた選手が何人もいた」
大谷をはじめ、誰もが満身創痍の状態だったというドジャース。それでも彼らは死力を尽くした(C)Getty Images
去る11月1日、ブルージェイズとのワールドシリーズを制し、球団史上初の同シリーズ連覇を達成したドジャース。最終7戦にまでもつれ込んだ、まさしく死闘を終えたナインからはあらゆる証言されている。
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5日にはデーブ・ロバーツ監督とタイラー・グラスノー、ブレーク・スネル、ウィル・スミス、キケ・ヘルナンデスの4選手が、と米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live』に出演し、延長18回に及んだ第3戦の舞台裏が明かされた。
手に汗握る展開となった激闘の舞台裏は、まさに壮絶だった。互いに一歩も譲らずに5-5で延長戦に突入した試合は、10回から互いに投手陣が奮闘。スコアボードには淡々とゼロが刻まれて行った。
迎えた18回裏にドジャースがフレディ・フリーマンのソロアーチでサヨナラ勝利を収めたものの、試合時間は計6時間39分を経過。真夜中に帰路に就いたナインはボロボロだったという。
「あれは長かった。とにかく長かったし、最悪の状態だった」
そう苦笑いを浮かべながら振り返ったのは、18イニングフル出場を果たした正捕手のスミスだ。今ポストシーズンで右手の亀裂骨折から復帰したばかりだった名手は、「最悪だった」という理由を説明している。






