「本当に常軌を逸している」大谷翔平に脱帽するド軍左腕が告白したベンチ裏での“素顔”「身勝手とは真逆の選手だった」
チームメイトたちとグラウンド上ではつらつとプレーする大谷。(C)Getty Images
開幕から強力打線を牽引するメガスターは同僚のハートも鷲掴みにする。ドジャースの大谷翔平だ。
昨オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)というメガディールを締結した大谷は、一躍、時の人となった。そんな世界的な注目を一身に受けて迎えた新天地での重要な1年目だが、ここまではすこぶる順調だ。開幕時こそ40打席ノーアーチとやや低調さが目立ったが、5月半ばから徐々に復調。6月は打率(.293)こそ3割を切ったものの、12本塁打、24打点、OPS1.110と出色のパフォーマンスを披露した。
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不世出の天才の一挙手一投足には、同僚も虜となっている。現地時間7月2日にドジャース専門のポッドキャスト番組『The Dodgers Bleed Los Podcast』にゲスト出演した中継ぎ左腕のアレックス・ベシアは「間近で見るオオタニはどうか?」と問われ、「彼のルーティンを毎日見られることは幸せだよ。彼はマジで本物だ」と熱弁を振るった。
今季の大谷は昨年9月に執行した右肘への手術明けの影響で打者限定となっている。そんな限定的な状況にある二刀流戦士についてベシアは「打席に出たら高確率で115マイル(約185キロ)のホームランを打つんだ。本当に常軌を逸してるよ」と笑顔で称賛。さらに「良い言葉が見つからないけど、彼は本当に凄いよ。一緒のチームになってお互いに冗談を言い合える関係になるなんて、とても光栄なことだ」とダッグアウトで見せる偉才の素顔を語った。