「公然の結果だ」大谷翔平のMVPにNYメディアも感嘆 リンドーアへの“1位票ゼロ”にも理解「オオタニを上回るのは不可能」
たしかにリンドーアの成績も目を見張るものはある。打っては打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁、OPS.844のハイアベレージを記録。花形の遊撃手を務める守備でも『UZR』(リーグで同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだかを示す指標)が「3.5」とリーグトップクラスの数字を出した。
総合的な面で声価を高めたリンドーア。しかし、今回の投票は50-50もやってのけた大谷の図抜けた打力がそれ以上に評価された形と言えよう。
ゆえに『SNY』は「リンドーアもMVPにふさわしかったが、1シーズンで50本以上のホームランを打ち、50個以上の盗塁を記録した史上初の選手であるオオタニを上回ることは不可能だった」と強調。「オオタニはマウンドに立たず、守備にも就かなかった。だが、攻撃だけに集中し、打席でのことに全力を注いだ彼は、史上最高の攻撃力を発揮したシーズンを送った」と絶賛し続けた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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