大谷翔平のMVP確実の声に異論 米ESPN記者が猛反発「違う。嘘でしょ? もっとPCAに敬意を払うべきじゃない」

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投打二刀流を再始動させ、球界で図抜けた活躍を披露している大谷(C)Getty Images

 メジャーリーグの後半戦が幕を開け、白熱するのは各地区の優勝争いだけではない。多くのメディアでは両リーグの個人タイトルの行方にフォーカス。とりわけMVP争いは小さくない話題を生んでいる。

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 そうした中で、「MVPを確実に獲る」と言われているのが、ナショナル・リーグでの大谷翔平(ドジャース)への評価だ。前半戦で打率.276、32本塁打、60打点、91得点、長打率.605、OPS.988、5登板(9イニング)、防御率1.00、奪三振率10.00、WHIP0.78

と投打両面で好成績を収めた偉才の存在感は他者を圧倒。ピート・クロウ=アームストロングやカイル・タッカー(ともにカブス)、フアン・ソトなど候補者こそいるが、受賞の可能性が低いとする声は尽きない。

 もっとも、大谷以外の選手を正当に評価すべきと指摘する者もいる。MLB公式ラジオ局『Sirius XM』の番組「The Leadoff SPOT」に出演した米スポーツ専門局『ESPN』のダニ・ウェクスルマン記者は、「ナショナル・リーグは『ショウヘイ・オオタニとその他大勢』という感じじゃないか?」と問われた際に「いや、違うでしょ。嘘でしょ」と反応。「もっとピート・クロウ=アームストロングに敬意を払うべきじゃない?」と異論を投げかけた。

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