三冠王、MVP、そして“日本人史上初の快挙”…夢を膨らませる大谷翔平に米解説も脱帽「あと4、5回はMVPを獲る」
今季は「打撃のみ」となっている大谷。だが、そのパフォーマンスは大きな注目を集め続けている。(C)Getty Images
メジャーリーグもいよいよレギュラーシーズンの後半戦が始まった。ポストシーズンを巡る争いも白熱する一方で、個人タイトルの行方も注目を集める。
そうした中で話題の尽きないのが、大谷翔平(ドジャース)だ。
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目下、本塁打(29本)でナショナル・リーグのトップに君臨する大谷は、打点(69)では首位と8差の3位、打率(.316)も1分差の2位につける。現時点で打撃三冠王の可能性が消えていないハイアベレージを叩き出している。また、MVPを決めるうえで重要視される指標「WAR」でもリーグ1位(5.4)に立つ。このままいけば、フルタイムの指名打者では史上初となるMVP受賞もありえない話ではない。
夢が膨らむ一方である大谷の可能性には現地解説も唸る。
現地時間7月19日に米YouTubeチャンネル『The Rich Eisen Show』に出演した元メジャーリーガーで、米スポーツ専門局『FOX Sports』の解説を務めるジェフ・フランコア氏は、「今の彼と比較できるものはない。それぐらいに素晴らしいんだ」と強調。「彼はドジャースでは一度も投げていないが、今年もMVPを手にできるだろう」と論じた。
さらにフランコア氏は「健康を維持して投げ続けられるなら」と前置きした上で「私が思うにあと4、5回はMVPを獲ると思う。そんなシナリオも非現実的ではない。まさに世代最高の才能を持った男だ」と指摘。大谷に対する持論を続けている。