まさかの反発? “史上最強のDH”オルティスが大谷翔平のMVPに持論「MLBは私のMVPを阻止してきたから」

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インパクト十分の大谷を評するオルティス氏は、MVP論争にも持論を語った。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)が、名だたる指名打者(DH)選手の前に立ちはだかってきた高い壁を打ち破ろうとしている。

 現地時間9月6日に本拠地で行われたガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。45号ソロを含む4打数2安打1打点をマークし、これで46盗塁と合わせ、メジャーリーグ史上初の「45本塁打・45盗塁」を達成した。

【動画】センターへ豪快弾!大谷翔平が45号本塁打で「45‐46」達成の瞬間

 打つたびに新たな歴史を刻む大谷。現実離れした「50-50」にも前進し、ナショナル・リーグのMVP最有力候補にも挙げられている。仮に彼がキャリア3度目の受賞を果たせば、それもまた“史上初の快挙”である。というのも、過去にフルタイムのDH選手でMVP受賞者はいないからだ。

 昨年9月に右肘に手術を執行した大谷は今季、守備に就かないDHだけで出場を続けている。だが、メジャーリーグのMVPは攻守のトータルで評価されてきた歴史があり、近年も議論においては、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」が重要視される傾向にある。

 いわゆる「打つだけ」のDH選手にも多くの名選手がいる。だが、彼らはどれだけの貢献を果たそうとも記者投票において評価を高められずに夢破れてきた。

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