疑似投票で“満場一致”! 大谷翔平のMVPを米記者も断言「50-50に『恣意的な数字』と言い訳してもオオタニだ」
打者専任ながら圧倒的な数字を残した大谷。(C)Getty Images
群雄割拠のメジャーリーグでも頭抜けた成績を残した偉才への評価は揺るぎない。レギュラーシーズンの終了を迎え、米スポーツ専門局『CBS Sports』はリーグ各個人賞を予測する企画内で、ナショナル・リーグのMVPに大谷翔平(ドジャース)をピックアップした。
【動画】右翼席へ豪快な一発!大谷翔平が54号本塁打を放つシーン
必然とも言える選出だ。ドジャース移籍1年目ながら史上初の「シーズン54本塁打・59盗塁」という前人未到の大記録を達成した大谷は、打率.310、130打点、OPS1.036、長打率.646といったハイアベレージをマーク。右肘側副靭帯の損傷によるリハビリの影響で、「打者専任」となったが、圧倒的な存在感を放った。
ナショナル・リーグのMVPについては、フランシスコ・リンドーア(メッツ)やケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)も候補と見られていた。そんな中で、『CBS Sports』では独自選考に携わった5人の記者全員が大谷を選んだ。
ニューヨークの日刊紙『New York Daily News』でも執筆するケイト・フェルドマン記者は「リンドーアは間違いなく背中を痛めるまではメッツを背負っていた。彼は間違いなく、その素晴らしいキャリアの中で最高のシーズンを送った」と指摘。その上で「だが」と強調し、こう続けている。
1 2