MLB通算703本塁打の大打者も「オオタニが怪我さえしてなければ」と吐露 アクーニャJr.と大谷翔平の比較論が話題に
ともに歴史的な活躍を見せた大谷(右)とアクーニャJr.(左)。そんな両雄の比較論が話題となっている。(C)Getty Images
25歳の超逸材が史上初の快挙をやってのけた。
現地時間9月22日に敵地で行われたナショナルズ戦にロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が「1番・右翼」で先発出場。初回の第1打席で、相手先発左腕のパトリック・コービンから今季40号ソロを放ち、史上初となる「シーズン40本塁打&60盗塁」の金字塔を打ち立てた。
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敵地のファンも拍手喝采だった。フルカウントからコービンが投じた内角に食い込む80.5マイル(約129.5キロ)のスライダーを一閃。打った瞬間に本人が確信めいて見送った打球は、瞬く間に飛距離を伸ばしてレフトスタンドに着弾した。
ダイヤモンドを一周しながら、胸を叩き、腕を横に広げて羽ばたく仕草を見せ、喜びを爆発させたアクーニャJr.。メジャーではホセ・カンセコ(1988年)、バリー・ボンズ(96年)、アレックス・ロドリゲス(98年)、アルフォンソ・ソリアーノ(2006年)に続く史上5人目の「40本塁打&40盗塁」の達成者ともなった。
今季のアクーニャJr.はまさに出色のパフォーマンスを見せてきた。152試合に出場して、打率.337、40本塁打、101打点、OPS1.012、68盗塁と軒並みハイアベレージを記録。ナショナル・リーグのMVPも確定的と見られている。
間違いなく球史に名を刻まれるアクーニャJr.。その凄まじいプレーは大いに称賛に値する。そんな25歳の活躍を目の当たりにしたMLBの公式番組での比較論が話題となった。