「結局のところ史上屈指」米識者も“MVP”に選出した大谷翔平の理解不能さ「投手としてCY賞級。打率は3割を超えている」
もっとも、バーランダー氏は、当人の源流をたどるべく来日するほどの「大谷マニア」だ。それだけにMVP選出は必然とも言える。同氏は「今までに見た中で、正真正銘ベストなシーズンとなるところだった」と強調。「残念ながら、内側側副靭帯の損傷のためシーズン終了を早い時期に迎えてしまい、投球が(今季は)終了してしまったけどね」と惜しみながらも、「結局のところ史上屈指のシーズンだったと言える」と訴え、自らの選出理由を語った。
「投球面においては、シーズンの大半でサイ・ヤング賞級のパフォーマンスだった。今季のショウヘイはメジャーで初めて完封もした。打撃面では左打者として逆方向への最速の打球速度の本塁打(6月14日=日本時間15日の21号が116.1マイル=約186.8キロ)を放った。完封した日(の別の試合)に、1試合2本塁打を記録した。打率は3割を超え、OPSは1.000を超えている。今年に彼がフィールド上でやってのけた数々のことが、僕には理解できない」
まさに「理解不能」の異次元さに脱帽といったところか。ちなみに今季の大谷はすでにチームの最優秀選手(MVP)、米専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手を手にしており、今後も受賞ラッシュは続きそうな気配が漂っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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