大谷翔平のMVPに異論! 米識者が「私はそう思わない」と主張「オオタニは史上最高の打者でも、史上最高の投手でもない」
もっとも、シーガーは今ポストシーズンですこぶる好調ではある。現地10月31日時点で打率は.297ながら、6本塁打、OPS1.102と勝負強さを発揮。ハイアベレージを叩き出したレギュラーシーズンと同様に“打ちまくっている”。
ショートという難所をこなしながら圧巻の打撃を披露するシーガーのMVPに太鼓判を押したクレメンツ氏。無論、彼の投稿には大谷を推挙するユーザーから「シーガーがピッチングを覚えたら言うべき」「オオタニはMLB全体で最強の打者であり、5本の指に入る投手だ」と反論が相次いだ。
それでもクレメンツ氏はぶれない。一連の反論に対しても「私はそうは思わない」と主張。そして、「シーガーは殿堂入りにふさわしい。彼はそれほど偉大だ。しかし、オオタニはこれまで生きてきた野球選手の中で最も偉大なオールラウンドプレーヤーだ」というユーザーの投稿に対して、次のように訴えた。
「オオタニは二刀流の選手であり、別にオールラウンドな選手ではない。彼は史上最高の打者でも、史上最高の投手でもないんだ。もちろん偉大な才能の持ち主ではある。過去6シーズンで通算打率.274、171本塁打を記録し、投手としては86試合に登板して38勝を挙げている。私は投手として15勝を挙げ、34本塁打を放ち、100打点をほぼ手中に収めた昨季こそ、MVPになるべきだったと思う」
はたして、クレメンツ氏の推すシーガーは、受賞濃厚と言われる大谷を抑えてMVPにとなるのか。現地11月17日の最終発表を待ちたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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