交渉過程を明かした大谷翔平も未だ全容を語らず ベールに包まれた右肘手術の「謎」とは一体?

タグ: , , , 2023/12/21

 人工靱帯による補強術の場合、術後半年から10か月で実戦復帰できるケースが多い。しかし、今回は1年以上の復帰期間を見込んでいることから、単なる補強術ではなく、何らかの腱を移植する手術が施された可能性は高い。

『LA Times』の取材もトミー・ジョン手術が施されたことが前提であるかのように、記事が展開されている。それでもエラトロッシュ医師は靱帯の損傷具合などの詳細は一切明かせないとしたうえで、「投手として復帰できる可能性は、1回目の手術と同程度」と見立てている。

 あれだけ必死に隠し通した交渉過程は明かしたが、手術の術式だけは実質的にはまだ口を封じたまま。米ヤフースポーツのジャック・ベアー記者も「ショウヘイ・オオタニと彼の代理人は、靱帯修復手術はトミー・ジョン手術ではないと語る」とこの件について記事で追求した。トミー・ジョン手術といえば、エラトロッシュ医師の「師匠」でもあるフランク・ジョーブ医師が施術したドジャースの投手の名前が、その術式となった。

 現時点で大谷が投球再開を見込む来年9月は、そのトミー・ジョン投手が初めて手術を受けた時からちょうど50周年にあたるともいう。バレロ氏が話したように全く新しい術式というのならば、今後同例の手術が「ショウヘイ・オオタニ手術」と呼ばれる日が来るのだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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