PS打率.174、10三振と精彩欠く急失速…“打てぬ”大谷翔平に飛ぶ厳しき声「甘い球を仕留めるチャンスを自分で逃している」
打線のブレーキとなる場面が目立っている。この第3戦でもドジャースが9回裏に二死一、三塁からトミー・エドマンの適時打で1点を返したのだが、直後の大谷が初球を積極的に振りに行った結果、あっけなく右飛とゲームセット。防戦一方となった嫌なムードを払しょくできなかった。
今ポストシーズン全体でも打率.174、長打率.435、OPS.675と精彩を欠いている大谷は、ISO(長打率から打率を抜き、純粋なパワーを推し量る指標)も.261と不調気味だ。さらに23打数で10三振と打撃内容も芳しくはない。
打線の勢いをすぼめている大谷には、指揮官もシビアに判断している。8日のフィリーズ戦後の記者会見でデーブ・ロバーツ監督は「(フィリーズに)左投手が多いというのも一因ではあるだろうが、それ以上に打席の判断が良くないね。内角寄りの配球や高めのボール球に手を出してしまっていて、甘い球を仕留めるチャンスを自分で逃している」とキッパリ。そして、こう苦言を呈している。
「タイミングがずれていて、打席内で“間”が取れていない。全体的に見ても、スイングの判断、どの球を振るのか、どの球を見送るのか、その決断が理想的ではないんだ」
指揮官が「理想的ではない」と断じる苦境を大谷はいかに打破するのか。不振に陥る主砲の復活が、ドジャースのキーポイントとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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