「毎日見るようにならないと彼の本当の偉大さはわからない」今季1号の裏に大谷を支えたナインの絆とは
そして「今年、彼のピッチングを見ることができないのは明らかだが、彼が毎日自分の仕事をするのを見るのが楽しみだ」と続けた。
さらに「私にとって、彼の準備の仕方はいつも実に興味深い。片方(投手か打者)をやるのも難しいが、両方をやるのは私の中では不可能に思える。彼が両方で優れたプレーができるという事実は、私にとってクレイジーだ。だから、彼がどのように準備しているのか、本当に楽しみだ」と、大谷に興味津々の様子で話した。
ヘルナンデスもいわば内外野を守れる“二刀流”だ。そんなユーティリティー・プレーヤーでさえ、投打の二刀流で実績を残してきた大谷を「クレイジーだ」というほど驚きを隠せない。
そのヘルナンデスは大谷が一発を放った4月3日(日本時間4日)のジャイアンツ戦で「7番・中堅」で先発出場。2回の第1打席で左翼への安打で出塁して2試合連続安打をマークした。
大谷が水原一平氏の違法賭博問題を巡り会見を開いた際には、ヘルナンデスがその様子を見守るなど、チームメイトへの気遣いもできるのも魅力だ。上位打線のMVPトリオに比べれば目立つ存在ではないが、ドジャースにとって欠かせない万能選手であることは間違いない。
大谷がついに待望の移籍第1号を放ったが、ヘルナンデスもベンチでチームメイトと共に大谷を祝福した。チームメートのサポートについて大谷も「みんなにサポートしてもらって、ありがたい」と感謝の言葉を惜しまない。ドジャースが開幕から好調を続け、大谷が新天地で明るくプレーできている陰には、ヘルナンデス含め温かいチームメートの存在も後押ししているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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