大谷翔平の1号球“狂騒曲”が収拾へ ド軍が当該夫婦との和解のために高額シートでの観戦チケット&対応改善を約束
ロサンゼルスを大いに沸かせた大谷の第1号。そのボールを巡るトラブルはようやく収まりがついた。(C)Getty Images
思わぬ方向に発展した騒動はいまだ話題となっている。
キッカケとなったのは、現地時間4月3日に行われたジャイアンツ戦で、大谷翔平が放ったドジャース移籍後第1号だった。
【動画】大谷翔平の第1号に熱狂 ドジャースファンの総立ちぶりが見えるシーン
大谷が40打席ノーアーチと苦しみ抜いた末に放った一発に本拠地のファンも熱狂の坩堝と化した。そして、当人が「特別」を振り返った記念球を手にしたのは、根っからのドジャース・ファンだというアンバー・ローマンさんだった。
しかし、運よく第1号球を手にしたローマンさんと球団の間でトラブルが生じる。
当人と夫のバレンズエラさんの証言によれば、球団職員は到着するやいなや夫と自身を引き離し、記念球とグッズの交換を要求。さらにボールの価値を得るための記念球への公式認証を拒否すると示唆し、ローマンさんは仕方なく応じざるを得なかった。
大谷のサイン入りバット、キャップ、ボールと引き換えにはなった。ただ、半ば強引にボールを回収され、「少し圧力を感じた」というローマンさんは「オオタニや球団からもう少し温かく接してもらえると思っていた」とも吐露。愛する球団の対応に複雑な胸中を語っていた。
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