大谷翔平が見せた規格外のパワー 衝撃の右手一本弾にMLB204勝の大投手も舌を巻く「ほとんど片手じゃないか!」
カブス・ファンの度肝を抜いた大谷の一打に反響が広まっている。(C)Getty Images
図抜けたパワーと卓越した技術力が詰まった一発だった。
現地時間4月5日に敵地リグレー・フィールドで行われたカブス戦で、大谷翔平(ドジャース)は「2番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に右翼席へと突き刺さる2試合連続の2号2ランを放った。
【動画】2試合連続!大谷翔平が放った衝撃の片手2号アーチのシーン
甘い球を一振りで仕留めた。初回に第1打席に左中間への痛烈な二塁打を放っていた大谷は、チームが2-6とリードされた5回にカブス先発のカイル・ヘンドリックスと三度対峙。初球に投じられたほぼど真ん中への79.4マイル(約127.7キロ)のチェンジアップを強振する。
ほとんど右手一本ではじき返し、上手くかち上げた打球は、右翼席のポール際に着弾。直前までブーイングと野次を飛ばしていた熱心なカブス・ファンたちをも興奮させる特大の一発となった。
2試合連続となるホームランで存在感を強めた大谷の一打には、百戦錬磨の大投手も脱帽するほかにない。ロサンゼルスに拠点を置く米スポーツ専門局『Sports Net LA』の試合中継で解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏だ。
80年代のドジャース黄金期を支え、MLB通算204勝を挙げたレジェンドは、目の当たりにした大谷の衝撃的な一打に「少し風の手助けもあったかもしれない」と分析しつつ、次のように賛辞を送った。