「偉大…。まさに偉大だ」全国中継で米解説が漏らした“本音” 傑物ぶり発揮の大谷翔平に敵将もただただ脱帽「どの打者より危険」
フリードの甘く入った速球を完璧に捉えた大谷。(C)Getty Images
敵将も賛辞を贈らずにはいられない打撃を大谷翔平は見せつけた。
現地時間5月30日、ドジャースの大谷は、本拠地でのヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で21号ソロ、6回の第3打席にも22号ソロをマーク。5打数2安打(本塁打)、2打点でチームの8-5の勝利に貢献した。
今季に7勝を挙げ、防御率も1.29だった左腕マックス・フリードを見事に打ち砕いた。とりわけ圧巻だったのは、6回の第3打席に放った22号だ。
カウント3-1から投じられた一球は、真ん中高めに入った92.5マイル(約148.8キロ)の4シーム。バッテリーがあわよくば打ち損じを願って、ストライクを取りに来たであろうボールを、背番号17は、迷わずに強振。高々と打ち上げた打球はライト方向へと飛距離を伸ばし、相手主砲アーロン・ジャッジの頭上を越える一発となった。
好投手フリードが思わず膝に手をつき、「お手上げ」といった様子を見せた一打は、全米中継を行った『Apple TV』の解説者に「野球のロマンが詰まっている。偉大ってこういうことなんだ……。まさに偉大。ただただ偉大だ」と絶賛されもした。
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