米伝説アナも大絶賛! 大谷翔平が持つMLBダントツの価値「彼ほど新規ファンを獲得できる選手はいない」
世界的な賞賛を受け続ける大谷。その活躍はアメリカスポーツ界で名を馳せたアナウンサーも脱帽する。(C)Getty Images
打たれた相手が思わず「凄まじい打球音だった」と漏らした衝撃的な一打だった。
去る6月30日(現地)に行なわれたダイヤモンドバックス戦で大谷翔平(エンゼルス)は、日本人メジャーリーガー史上初となる「3年連続30号」を記録。相手左腕トミー・ヘンリーが「打球の行方は見なかったよ」と振り返った当たりは飛距離493フィート(約150.2メートル)の超特大アーチとなった。
【動画】驚愕の150m超えアーチ 大谷翔平の30号「超」特大弾を見よ
最高の形で6月を締めくくった大谷。本塁打(30)と打点(67)の打撃2部門で単独リーグトップに浮上した偉才は、打率(.306)でもトップと1分3厘差の4位とにわかに三冠王も視野に入ってきている。これだけの図抜けた打撃成績を、投手として7勝、防御率3.02、127奪三振、奪三振率11.99というエース級の働きを見せながら残し続けるところは、さすがと言うほかにない。
もはやどれだけ褒めようとも足りないように感じる大谷。連日続く圧巻の活躍には、米球界を支えてきた名物コメンタリーも舌を巻く。
現地6月30日に米ストリーミングサービス『Roku Channel』の人気ポッドキャスト番組「The Rich Eisen Show」にゲスト出演した米スポーツ専門局『NBC Sports』で長年スポーツキャスターを務めたボブ・コスタス氏は「オオタニとの比較対象などいない。ベーブ・ルースは20世紀の頭に投手として殿堂入り確実な活躍をしていたのは確かだ。でも、オオタニのレベルで投打同時に活躍したことはほとんどない」と語った。