2試合連続の豪快弾も指摘される“奇妙なスランプ” 地元番記者が危惧した大谷翔平にのしかかる「想定外の重圧」

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 この指揮官の言葉をふまえ、プランケット記者は大谷に予想外の事態が起きているのではないかと論じている。

「オオタニは地区優勝争いとプレーオフ進出争いの中でプレーすることに慣れていないのではないか。それが彼にとっても予想外のプレッシャーとなっている可能性があり、結果として、あまりに多くのことをやろうとしすぎてしまう悪循環に繋がっているのかもしれない」

 昨年末のドジャース入団会見で「野球選手としてあとどれくらいできるか誰もわからない。勝つことが一番大事なこと」と強調していた大谷。そのチームとしての勝利に対する強いこだわりが、レギュラーシーズンが佳境を迎える中でプレッシャーとなり、本人も想定していなかった狂いを生じさせている可能性はある。

 ナショナル・リーグ西地区の優勝争いでは、パドレスが2ゲーム差と肉薄。3位のダイヤモンドバックスも3ゲーム差にまで迫っている。その状況を考えれば、ここから1か月半は、ドジャースにとって間違いなく正念場である。

 そうした状況下で大谷はいかにスランプを抜け出すか。本人がかねてから望んできた「ヒリヒリした9月」を前に、まさに真価を問われている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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