やはり“守備免除”では評価されない? 米メディアが大谷翔平よりもメッツ遊撃手を推す理由「守備の価値は評価すべきだ」

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 もっとも、リンドーアのレギュラーシーズンの打撃成績は打率.270、27本塁打、OPS.825、出塁率.339と大谷よりも下。さらにbWARでも二刀流スターが「6.6」を上回っている。だが、守備での貢献度を高く評価する米メディアではカリスマ遊撃手のMVP受賞を推す意見は根強い。

 米スポーツ専門局『CBS Sports』のマット・スナイダー記者は「リンドーアは、おそらくキャリア最高で、MVP級のシーズンを送っている。そして彼はまだ過小評価されている」と指摘。「オオタニはMVPの座を固めつつあるが、間違いなくリンドーアも議論に名前を連ねる価値がある」と訴えている。

 また、「DH選手がマイナスとなるWARだけにMVPの行方を頼るべきではない」とも語るスナイダー記者だが、「守備の価値は十分に評価すべきだ。とくにリンドーアは、ショートというフィールドで最も重要で要求の厳しいポジションを担っている。そして彼の守備率は.981と堅実だ」と強調している。

「全体的に見ても、今のリンドーアは全てがうまくいっていて、ほとんどの局面でエリートレベルにある。自らをスーパースターであると示している彼がMVPを決める議論に加えない理由はない。彼は最終的に歴史的にも優れた打撃成績を残そうとしているオオタニの後塵を拝する可能性もあるが、野球界で最も優れたオールラウンドプレーヤーの一人なのだ」

 果たして、白熱するMVPレースの行方はどうなるか。日々激化するレギュラーシーズンでの優勝争いやポストシーズン進出争いとともに大いに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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