大谷翔平を野次り続けた男が明かした胸中と舞台裏 「俺が野獣を起こしちまったんじゃないか…」試合後もハイタッチ&投げキッス
そのラッシングは決勝の3ラン。すると、大谷は振り返って、ジーンさんを指さしたという。本人も「(野次が)聞こえてるのか?と思った」と懐疑的となった。そして9回、大谷が本塁打を放った瞬間には「三塁を回ってきた時点で、絶対にこっちに来ると思った」と確信。実際にハイタッチが交わされ、球場は大盛り上がりとなった。
周囲の反応も印象的だったという。ムーキー・ベッツから「誰に向かって言ってるんだ」というような表情で睨まれ、ド軍ベンチも「アイツを黙らせたぞ」という雰囲気に包まれていたと明かす。ジーン氏は「俺が野獣を起こしちまったんじゃないかと思った」と苦笑いを浮かべた。
サプライズは試合後にもあった。整列を終えた大谷は、再びベンチ横に戻り、ジーン氏にもう一度ハイタッチを求めたのだ。さらに投げキッスまで残して去っていったという。「最高に挑発的だったけど、心底うれしかった。まるで友達とゲームをしている感覚だった」と振り返り、「彼がなぜGOAT(史上最高)と呼ばれるのか理解したよ」と尊敬を示した。
普段はマーケティング関連の仕事に従事しているとあって、「俺は広告の世界で“仕掛ける”側だけど、この日は完全に“仕掛けられる”側だった。最高の広告みたいな体験だったよ」とジーン氏。インタビュー中も反響が絶えず、スマホは鳴り続けていたようだが、最後に大谷へのメッセージを求められると「リスペクト。あの男は本当にすごいし、それ以上でも以下でもない」と笑顔で答えていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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