「バットを振るべきか、どうか」"異次元走塁"大谷翔平の後ろを打つベッツが抱える「思わぬ悩み」とは

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 理由としてベッツは、大谷が「毎試合1本塁打と1盗塁している」とコンスタントに成績を積み上げているとした上で、自身のパフォーマンスにも一部影響を与えていることを明かした。

 開幕当初はリードオフマンとして圧巻のパフォーマンスでチームを引っ張っていたベッツも故障から復帰後は、大谷の後の2番を任されている。チーム方針に従うとしたベッツにしても、当然大谷に負けず劣らずのスピード感ある走力、長打力と総合力に優れた選手として知られている

 そのベッツをして「僕が2番を打っているとき、(バットを)振るべきかどうかもわからないんだ。なぜなら彼は盗塁するからね。だから、じゃあ盗塁させようって」と笑いながら告白。圧巻のパフォーマンスを示す大谷の足を尊重するあまりに、自身の打撃に制限まで加えている現状を明かしたのだ。

 大谷、ベッツ、フリーマンといえば、現地8月31日(日本時間9月1日)のDバックス戦で圧巻の三者連続弾で球団史上初の記録を樹立したことも大きく話題を呼んだ。

 大谷の"足"を気にせずベッツが打撃を行うとなれば、同試合のように大谷がホームランを放てば理想的な展開ともいえる。

 すべては走塁においても異次元パフォーマンスを示す大谷の存在ゆえか。嬉しい悩みも抱えながら、ドジャースは目指す優勝に向け、突き進む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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