打率リーグ1位、OPSはリーグ3位! 大谷翔平は“MVP級”の好調ぶり それなのに一部で批判が消えぬワケ

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 軒並みリーグトップクラスの高水準である。あくまでスモールサンプルではあるものの、現時点で大谷のWARはリーグ2位の1.3。同僚のムーキー・ベッツ(1.9)に続く数字となっている。同指標はMVP選出においてひとつの基準ともなっているだけに、二刀流スターがMVP級の活躍を見せているとも言える。

 もっとも、右肘にメスを入れて迎えた今シーズンは、開幕当初に記録した自己ワーストの40打席ノーアーチを記録。さらに得点圏打率(現地4月20日時点で.095)の低さから「大谷はチャンスで打てていない」や「今年はまだ物足りない」と言った批判も相次いだ。日本のあるワイドショーのコメンテーターは、「ワールドシリーズMVPを取らないと“松井秀喜超え”とは言えない」という異論も口にした。

 こうした“あらぬ批判”を含め、逆風が常に起きるのは、大谷に求められるハードルが高まった証拠。そうした周囲のやや厳しい論調を偉才がいかに封じ込めるのかは、実に興味深いところである。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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