今夜は160キロ剛速球を粉砕 大谷翔平の“衝撃53号”に米記者が感嘆 話題独占の懸念に異論も「不公平だ。ありがたく思うべき」

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凄まじい打棒を見せつけ続ける大谷(C)Getty Images

 連夜の技あり弾だ。

 現地時間9月20日、本拠地でのジャイアンツ戦に、ドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者」で先発出場。チームが1点をリードして迎えた6回の第3打席に、2試合連続となる53号ソロを放った。

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 前日の同カードでも5回に値千金の勝ち越し3ランを鮮やかな流し打ちで左翼席に叩き込んでいた背番号17は、またも華麗に打ち返した。

 初回に4点を失ったドジャースが猛烈な巻き返しを見せて1点をリードして迎えた6回裏に先頭打者として打席に入った大谷は、相手右腕ジョエル・ペゲーロが真ん中高めに投じた99.9マイル(約160.7キロ)の4シームを捉える。左中間方向へと弾き出された打球は、高々と舞い上がってあっという間に左翼席に着弾した。

 直近15試合で7発目とし、単純計算ながら年間55本のキャリアハイペースに。さらにナショナル・リーグの本塁打王を争うカイル・シュワーバー(フィリーズ)とも並んだ。

 投手でありながら本塁打王争いもけん引する。その異能性をまざまざと見せつける大谷には、現地の記者たちももはや最敬礼だ。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は自身のXに「ショウヘイ・オオタニが今シーズンにドジャー・スタジアムで29本目のホームランを打ち、自身の記録を更新した」と投稿。その上で「オオタニはふたたび全会一致でのMVPを獲得するべく、仕上げを行っている」とキャリア4度目のMVP獲得を断言した。

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